中国ASEAN関係が成熟期に入るにともない、双方関係は一層成熟し、理性的になり、内外の妨害を一層排除できるようになる。ASEANプラス1(中国)外相会議で、中国側は「中国ASEAN戦略的パートナーシップ・ビジョン2030」の策定、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブとASEANのコネクティビティ計画の連携実現など7つの大きな提案をし、ASEAN側の前向きな反応を得た。王毅外交部長によると、中国ASEAN戦略的パートナーシップは全面的発展かつ持続可能な新段階に入った。この段階において双方は戦略の揺るぎなさを強化し、内外の妨害を断固として排除し、平和と発展という大きな方向性に焦点を合わせる必要がある。同時に、相手を前向きに受け止め、互いを発展のチャンスと見て、互いの重大な懸念に配慮し、地域の発展と互いの政策動向について対話を強化し、相互理解を強化し、相互猜疑を減らす必要がある。避けられず、当面解決できない問題については、双方は相互尊重・友好的協議の姿勢を堅持し、小異を残して大同につき、適切に管理・コントロールすべきだ。
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