冷麺にキムチ、フライドチキン、韓国で「国民食」の価格が高騰―中国メディア

Record China    2019年5月27日(月) 8時0分

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中国メディア・新浪財経の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは23日、韓国で冷麺やフライドチキンと言った「国民食」の価格が高騰していることを報じ、韓国市民の声を紹介した。写真は冷麺。

中国メディア・新浪財経の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは23日、韓国で冷麺やフライドチキンと言った「国民食」の価格が高騰していることを報じ、韓国市民の声を紹介した。

同アカウントは韓国のニュース番組で報じられた内容を引用。それによると、韓国では最近、食品の価格が急激に上がっており、特に冷麺、キムパプ(のり巻き)、チャジャンミョン(韓国風ジャージャー麺)、フライドチキンといった「韓国の国民食」と言える食品の価格は昨年1年間で平均5%上昇したという。

同番組は、近頃は冷麺1皿の価格がおよそ1万4000~1万7000ウォン(約1300~1600円)まで高騰しており、市民からは「暑いから冷麺が食べたいと思っていたけど、ここまで高いと食べられたもんじゃない」「元々冷麺が大好きなんだけど、この価格は理にかなってない。(経済的に)負担だ」などといった声が上がっていると伝えた。また、冷麺を提供する店のオーナーは「毎年少しずつ値上げしている。肉も同じだ」と話したという。

また、フライドチキンも、人件費と輸送費の上昇を受けて1羽の価格が2万ウォン(約1800円)ほどになったという。フライドチキンの値上げ率は7.2%と他の食品に比べて特に高く、値上げ後の消費量が明らかに減少したとというデータもあるという。市民からは、「これまではよくフライドチキンを食べに行っていたけど、今では高過ぎて、月に1回くらいしか食べられなくなった」などという声が上がっている。

中国でも最近、天候などの影響によりフルーツの価格が高騰していることを受け、中国のネットユーザーからは「大好きなものが高くて食べられない、同じ状況だね」「気持ちわかるよ。中国でも、これまでフルーツはキロ売りされていたのに、今では個売りが多くなった」「5%の値上げならマシなほう。中国ではフルーツの値段は物によっては1.5倍くらいになってる」などといった声や、「中国でも韓国でも食品価格の上昇か。これって世界的な経済危機の兆候じゃないの?」などと指摘する声が上がった。(翻訳・編集/岩谷)

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