私は日本で痴漢に遭いました―中国コラム

Record China    2018年8月1日(水) 7時20分

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私は以前、大阪で痴漢被害に遭った。ある夜の9時過ぎ、スーパーで買い物を終え帰宅していた際に自転車で通りすがった男にお尻を触られた。写真は痴漢撲滅のポスター。

2018年7月31日、中国メディア業界の著名人である章文(ジャン・ウェン)氏が女子学生を暴行した問題について、中国共産党系のメディアが「セクハラは許さない」と報道するなど注目が集まっている。これに関連して、中国版ツイッター・微博に26日、日本で痴漢に遭った中国人女性の体験談をつづったコラムが掲載された。以下はその概要。

ここ数日、SNSでセクハラ関連の話題が注目を集めている。著名人によるセクハラも報じられているが、被害女性が公の場で暴露するしか手段がなかったことに驚きを禁じ得ない。

私は以前、大阪で痴漢被害に遭った。ある夜の9時過ぎ、スーパーで買い物を終え帰宅していた際に自転車で通りすがった男にお尻を触られた。

大した被害ではないかもしれないが、私はすぐに時間と場所をメモして近くの交番に駆け込んだ。あいにくお巡りさんはいなかったため110番した。電話先の担当者は私が痴漢被害に遭ったと知ると、私を慰めながら状況を確認した。

痴漢被害に遭った女性は皆恐怖に襲われ、相談相手が必要だと思う。私の電話を受けた担当者の対応は非常に細やかで温かさを感じた。

私が通報してから5分後にはお巡りさんが現場に到着し、十数分後には痴漢取り締まりの専門家や中国語の通訳まで手配してくれた。通報から約1時間半で調査はひと段落つき、お巡りさんは「現場周辺は監視カメラが多いので、犯人が捕まる可能性も高いです」と私に安心するよう語りかけ、自宅まで送ってくれた。

私の痴漢被害は取るに足らないケースかもしれないが、日本のお巡りさんの真剣な対応に安心したのを覚えている。日本の女性の社会的な地位は決して高くはない。だが、日本に長年住んでいる経験から言うと、日本の女性は法律にしっかり守られていると感じる。(翻訳・編集/内山

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