中国人クルーズ船客、日本に入ったまま失踪続出=不法労働目的か―中国紙

Record China    2017年8月1日(火) 12時20分

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中国から日本を訪れる観光クルーズ船の増加に伴い、福岡県や長崎県などで滞在中に姿をくらます中国人客が増えている。資料写真。

2017年8月1日、中文導報によると、中国から日本を訪れる観光クルーズ船の増加に伴い、福岡県や長崎県などで滞在中に姿をくらます中国人客が増えている。日本の入国管理当局は警戒を強化し、福岡県警は7月中旬に「複数のクルーズ観光客を不法入国させた」として、密航組織の一員とみられる中国籍の男を逮捕した。

福岡・博多港では今年4月5日、中国人の男女1組がクルーズ船の出港時間になっても乗船していないことが発覚。警察の調べで2人は4月10日、茨城県内の駅で37歳の中国籍の男と会っていたことが判明し、密航に関与した疑いがあるとして、この男を逮捕した。

日本政府は15年3月、中国から福岡、長崎、沖縄などにクルーズ船で訪れる観光客に対するビザ免除を開始。しかし、今年7月19日までの約2年半の間に、日本に到着したまま行方が分からなくなっている中国人客は69人に上っている。特に長崎、佐世保港から入った客の失踪が目立ち、密航目的で入国した者の多くは、他人にもかかわらず夫婦や親子を名乗っていることが多いという。

兵庫県警察当局は昨年11月、シイタケの栽培農家で働いていた中国人15人のうち、7人を不法滞在容疑で逮捕した。このうち4人は博多港に寄港したクルーズ船で日本へ入り、そのまま姿をくらました客だったという。(翻訳・編集/大宮)

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