中国が軍事的台頭の開始を宣言、解放軍の軍事パレードに海外メディアが注目―中国メディア

Record China    2017年7月31日(月) 15時40分

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31日、環球時報は、内モンゴル自治区で行われた中国人民解放軍設立90周年の軍事パレードに関する海外メディアの報道を伝えた。資料写真。

2017年7月31日、環球時報は、内モンゴル自治区で行われた中国人民解放軍設立90周年の軍事パレードに関する海外メディアの報道を伝えた。

30日付のロシア紙ブズグリャドは「パレードには1万2000人の軍人が参加し、飛行機100機あまりを含む600点余りの装備が登場した。登場した兵器の40%は初お目見えだった。最も注目されたのは、初めて披露された最新の東風−31Aシリーズ大陸間弾道ミサイル。その射程距離は1万キロメートル近い」と伝えた。

米CNNは「最も注目を浴びたのは、最新世代の殲−20ステルス戦闘機。米軍のF−22やFー35戦闘機の潜在的なライバルになる」とし、香港・嶺南大学の専門家が「殲−20が実戦に投入できるようになった証拠。中国空軍は近隣国の空中戦力を超える優位性を持つことになる」と解説したことを紹介している。

香港・東方日報は「2015年の戦勝70周年パレードからわずか2年で行われたにもかかわらず、半数の装備が初登場だった。専門家は、解放軍の軍備更新サイクルが非常に速いことが分かるとしている」と伝え、韓国・聯合ニュースは「実質上、中国が軍事的台頭の開始を宣言した」と報じた。

ロイターは「長きに渡る陸戦型で強大な集団を作り、質より量で勝とうとしてき解放軍のスタイルが、質と効率を重視した科学技術集約型へと根本的な変革を遂げた。精鋭戦力を主体とする統合作戦力が形成されつつある」と論じている。(翻訳・編集/川尻

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