世界を震撼させた中国の新型ロケット、欧米の7倍早く打ち上げ可能―中国メディア

Record China    2017年8月1日(火) 6時40分

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30日、央視財経は中国が2015年に発射を成功させた固体燃料ロケット「長征11号」について、世界を震撼させる新型のロケットであると解説した。

2017年7月30日、央視財経は中国が2015年に発射を成功させた固体燃料ロケット「長征11号」について、世界を震撼(しんかん)させる新型のロケットであると解説した。

記事は「長征11号」が持つ一つ目の特徴として固体燃料ロケットであることを挙げ、「固体燃料ロケットは専門の取り付け作業空間を用意する必要がなく、どんな環境においても数台のクレーンがあれば発射台に取り付けることができる。そして、専用の発射プラットフォームやタワーを用意する必要がない。発射任務を受けてから24時間後には発射可能という、強力な機動力を持つのだ。西側諸国の同タイプロケットは、発射準備に1週間を要する」と説明した。

また、もう一つの特筆すべき性能として「多数の衛星が搭載可能」である点を挙げた。1回の飛行で28個の衛星を放つことができ、速やかに小規模な人工衛星のネットワークを組めるとした。昨年には5個の小型人工衛星を搭載しての発射に成功したとのことで、長征11号の開発によって小型人工衛星を宇宙に送り込むコストは5分の1以下になるため、世界の小型人工衛星打ち上げ市場の開拓も見込めるという。(翻訳・編集/川尻

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