<次期総統>早期の首脳会談実現を否定―台湾

Record China    2008年5月4日(日) 15時7分

拡大

5月1日、台湾の馬英九次期総統は大陸との首脳会談には当面応じる予定はなく、中台関係改善に実質的な成果があがってから再度検討すると発言した。写真は海南省のボアオ・アジアフォーラムに出席した蕭万長次期副総統。

(1 / 7 枚)

2008年5月1日、馬英九(マー・インジウ)次期総統は香港フェニックステレビのインタビューを受けた。馬次期総統は大陸との首脳会談には当面応じる予定はなく、中台関係改善に実質的な成果があがってから再度検討すると発言した。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

先日、国民党の連戦(リエン・ジャン)名誉主席が北京市を訪問、胡錦涛(フー・ジンタオ)国家主席と会談した。席上、胡主席は馬次期総統が選挙に勝利して以来、中台関係が急速に好転する兆しを見せていることを高く評価した。馬次期総統も中台関係の改善を歓迎する姿勢を見せたが、早期の首脳会談には否定的な姿勢を見せた。

馬次期総統は中台の直通チャーター便開設、大陸観光客の受け入れ、人民元兌換業務拡大を公約に掲げている。対中経済交流を通じ台湾経済を発展させることを公言するなど大陸との融和路線を売りとしてきたが、選挙勝利後には台湾企業の大陸出資規制早期解除に否定的な意見を表明するなど慎重な姿勢も目立つようになった。外交カードを残しつつ大陸から実質的な利益を引き出そうとしてのものと見られている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携