「海上北斗」ネットワーク、一定規模を形成

人民網日本語版    2017年7月27日(木) 21時40分

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中国交通運輸部(省)東中国海航海保障センターが発表した情報によると、数年間の建設をへて、中国の「海上北斗」ネットワークが一定の規模を備えた。この海上インフラは、中国の近海の「メートル級」、重要海域の「センチメートル級」の正確な測位を実現でき、海上測位・ナビゲーション水準を大幅に高める

中国交通運輸部(省)東中国海航海保障センターが発表した情報によると、数年間の建設をへて、中国の「海上北斗」ネットワークが一定の規模を備えた。この海上インフラは、中国の近海の「メートル級」、重要海域の「センチメートル級」の正確な測位を実現でき、海上測位・ナビゲーション水準を大幅に高める。新華社が伝えた。

同センターの科学技術研究開発主管の兪毅氏によると、海上北斗ネットワークは中国の北斗衛星測位システム(BDS)を中心とする海上高精度測位・ナビゲーションネットワークだ。主にラジオビーコンのディファレンシャル北斗衛星測位システム(RBN-DBDS)と、北斗連続運行参考ステーションシステム(BD-CORS)という、2組のシステムに分かれる。

同センターが中心になり開発したRBN-DBDSは、ラジオビーコン帯域を使用し、北斗衛星測位のディファレンシャル補正情報を伝播するため、周辺300キロ内の海上ユーザーに「メートル級」のディファレンシャル測位サービスを提供できる。同システムの陸上・船上設備は100%国有化されており、かつ北斗とディファレンシャルGPSの互換性を持つ。中国沿岸部には現在、ディファレンシャル北斗衛星測位システムが22台設置されている。(編集YF)

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