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26日、伝統的にサッカーやバスケットボールのファンが多い中国で近年、アメリカンフットボールの人気が若い世代を中心に高まっている。資料写真。
2017年7月26日、参考消息網は、伝統的にサッカーやバスケットボールのファンが多い中国で近年、アメリカンフットボールの人気が若い世代を中心に高まっているとする米メディアの報道を伝えた。
24日付のハフィントンポストによると、2012年の巨石達陣(Great Stone Gridiron Sport=GSG)によるユース・フューチャー・リーグの創設以来、中国のアメフトは急成長し、現在は、6つの主要都市のチームが所属するプロリーグCAFLもある。
中国では伝統的にサッカーやバスケが最も人気のあるスポーツだが、現在では約150万人が毎週オンラインで米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の試合をライブ観戦している。中国のアメフトファンの数はわずか5年で11倍に増えている。2016年のペイトン・マニングに続き今年6月のトム・ブレイディなど、NFLのスターたちが相次いでこの競技のPRのために中国を訪れている。
こうした急成長は、自分の子どもに「規律」と「チームワーク」を重視する中国の親たちの教育方針によるものだ。中国人の多くが、アメフトをアメリカ文化の本質を「カプセル化」したものと捉えている。
中国の親たちは、子どもを青少年リーグに参加させるために年間1700ドル(約19万円)から3000ドル(約33万円)も費やしている。
中国と米国のスポーツ交流は、これまでになかったわけではない。「ピンポン外交」の時代は、米国の卓球チームが中国でのプレーに招かれた1970年代に始まった。それ以降、米政府がスポンサーとなっているスポーツ交流プログラム、特にバスケットボールは、両国の間で2010年代に頻繁に開催されている。今年100チームが参加するユース・フューチャー・リーグとプロリーグの誕生が、アメフト人気に火をつけている。(翻訳・編集/柳川)
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