著名作家がチャン・イーモウ監督を批判、女優力は「ツィイーよりコン・リー」―四川省

Record China    2008年5月3日(土) 18時43分

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5月2日、著名劇作家の魏明倫氏が、親交のあるチャン・イーモウ監督について苦言を呈した。写真は魏明倫氏。

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2008年5月2日、映画「變臉 この櫂に手をそえて」などで知られる著名劇作家の魏明倫(ウェイ・ミンルン)氏が、四川省で行われた文化イベントに出席。親交のあるチャン・イーモウ(張芸謀)監督について苦言を呈した。中国新聞網が伝えた。

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インタビューで魏氏は、「イーモウはここ数年、商人と接近しすぎ。文学者とは離れてしまっている」と指摘。著名作家の作品を映画化した「紅いコーリャン」「菊豆」などの傑作を例に挙げ、「近年の失敗作は、ぜんぶ張偉平(映画プロデューサー)とタッグを組んだもの。その結果、勝者は張偉平、敗者はイーモウだ。商人は金さえ入ればいいのだから。イーモウが目をさませば、すごい作品が生まれるのは明らか。いま彼の周囲にいるのは、彼の判断を狂わせる人ばかりだ」と、痛烈な批判を繰り広げた。

チャン監督と親交の深い魏氏は、こういった意見の数々を「彼のためを思った結果」と説明。また、チャン監督に見出された女優、コン・リー(鞏俐)とチャン・ツィイー(章子怡)について、「コン・リーの優秀さは、ツィイーと比較にならない。イーモウの傑作はすべてコン・リーが演じている。逆に、駄作はすべてツィイーだ。女優として演技面はもちろんだが、イーモウにチャンスをもたらす運気から言っても、コン・リーの力量は素晴らしい」と話していた。(翻訳・編集/Mathilda

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