2008年4月30日、周文重（ジョウ・ウェンジョン）駐米中国大使はサンフランシスコ聖火リレーで在米華人と留学生が見せた五輪支持の活動に感謝の意を表した。中国新聞社が伝えた。

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30日、2007年度「国家優秀自費留学生奨学金」授与式が行われ、成績優秀な中国人留学生12人に奨学金5000ドル（約53万円）が授与された。周大使は「留学生は米中関係を促進する重要な役割を担っており、現地の法律を守り留学期間の安全に留意してほしい」と発言した。

また、周大使は聖火リレーの混乱に中国人が怒りを覚えたことは「理解できる」とコメント。サンフランシスコ聖火リレーで華人、留学生が実施した熱意あふれる支持活動に感謝の意を表すとともに、アメリカの法律を守った平和的な活動だったと賞賛した。

一部では海外華人の聖火リレー支持活動は「中国政府やメディアに扇動されたもの」との報道もあるが、周大使は「自発的な活動だった」とこれを否定、「事実にのっとって客観的な報道をするべき」と海外メディアを批判した。（翻訳・編集/KT）