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2016年は、どのような文字や言葉が流行し、どのような用語がネットユーザーに最も人気が高く、どのような新語がメディアに最も多く登場したのだろう。
2016年は、どのような文字や言葉が流行し、どのような用語がネットユーザーに最も人気が高く、どのような新語がメディアに最も多く登場したのだろう。中国教育部(省)は18日、「中国言語文字事業発展報告」など4種類の報告書を発表して、これらの疑問に対する回答を提示した。「小目標(小さな目標)」が「年度国内ワード」に、「洪荒之力(究極のパワー)」や「吃瓜群衆(野次馬)」が「中国メディア10大新語」に、「葛優タン(葛優座り)」や「藍痩香グー(青くて細いキノコ)」が年度10大ネット用語に、それぞれ選ばれた。鄭州晩報が伝えた。
教育部語用司・語信司の田立新・司長は、「中国言語文学事業発展状況を発表するのは、今回で12回目となる。『中国言語文字事業発展報告』白書、『中国言語生活状況報告』緑書、『中国言語政策研究報告』青書、『世界言語生活状況報告』黄書の4種類が発表された」と紹介した。
田司長は、「中国は昨年、国家通用言語文字を積極的に普及し、年間延べ604万2千人が「普通語水平測試(標準中国語レベルテスト)」に参加した。1994年にスタートした同テストには、これまでに累計6446万人が参加した。また、言語文字の規範化・標準化・情報化建設を積極的に推し進め、外国語-中国語通訳・翻訳計画を制定した。一部の限られた専門家による基準制定への必死の取り組みが実を結び、今後、通訳・翻訳基準に基づいた3435語の規範化使用が実現する見込みだ」と続けた。
社会言語生活モニタリング指導の面では、2016年度にメディアが使用した漢字の総数は9億7500万字、重複していない文字の数は1万2041、使用された語句は延べ5億7500万語、語句の種類は245万あまり。年度漢字総括において、「規」が「年度国内文字」、「小目標(小さな目標)」が「年度国内ワード」、「変」が「年度国際文字」、「一帯一路(the Belt and Road)」が「年度国際ワード」に、それぞれ選ばれた。
【年度中国メディア10大新語】
「両学一做(党規約・党規則と習近平総書記の一連の重要講話を学び、適格な党員となる)」、「凍産(OPECの原油減産)」、「表情包(スタンプ)」、「洪荒之力(究極のパワー)」、「阿爾法囲棋(アルファ碁=コンピュータ囲碁プログラム)」、「網絡大電影(ネット長編映画)」、「摩拜単車(mobike)」、「山寨社団(中国国内で関連部門の登録をしていない海外設立の違法団体)」、「吃瓜群衆(野次馬)」、「閨蜜門(崔順実ゲート事件)」
【年度10大流行語】
「長征精神(長征をめぐる政治イデオロギー)」、「両学一做(党規約・党規則と習近平総書記の一連の重要講話を学び、適格な党員となる)」、「杭州G20峰会(サミット)」、「南海(南シナ海)」、「里約奥運会(リオデジャネイロ五輪)」、「脱欧(EU離脱)」、「美国大選(米大統領選)」、「親信干政(韓国パク前大統領側近による内政干渉事件)」、「天宮二号」、「阿爾法囲棋(アルファ碁)」
【年度10大ネット用語】
「洪荒之力(究極のパワー)」、「友誼的小船(友情の小船)」、「定個小目標(まずは小さな目標を決める)」、「吃瓜群衆(野次馬)」、「葛優タン(葛優座り)」、「辣眼睛(見ていられない)」、「全是套路(全てが計略)」、「藍痩香グー(青くて細いキノコ)」、「老司机(熟練ドライバー)」、「リー害了我的哥(すごいよ、君!)」(提供/人民網日本語版・編集KM)
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