糖尿病患者数2000万人で世界第2位…氷山の一角との見方も―中国

Record China    2008年5月2日(金) 12時41分

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5月1日、中国衛生部疾病予防控制局によると、中国の糖尿病患者数が2000万人を数え、世界第2位となったことがわかった。実際にはこの数字は氷山の一角とも見られている。写真は07年11月、江蘇省南京市で行われた「世界糖尿病デー」の啓蒙イベント。

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2008年5月1日、中国衛生部疾病予防控制局によると、中国の糖尿病患者数が2000万人を数え、世界第2位となったことがわかった。中国では糖尿病患者が急速に増加しており、事態は深刻化の一途を辿っている。新華社が伝えた。

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同局の孔霊芝(コン・リンジー)副局長は、糖尿病患者以外に、ぶどう糖の代謝能力が低下する「耐糖能異常(IGT)」を患っている糖尿病予備軍も2000万人いると指摘。今後、予防対策を講じない限り、2025年までに糖尿病患者は6000万人に達すると予想されている。

専門家によると、国民および医療従事者の間で糖尿病に対する啓蒙が行き渡っておらず、実際には糖尿病患者の70%ほどは糖尿病と診断されないまま、治療を行っていないと考えられるため、2000万人という数字は氷山の一角とも見られている。(翻訳・編集/愛玉)

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