韓流アイドルのパクリはもはや恒例行事?EXOのミュージックビデオが防弾少年団と似過ぎていると指摘=ネットではファン同士の論争に発展か

Record China    2017年7月20日(木) 22時10分

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18日に4thフルアルバム『THE WAR』でカムバックした韓国の男性アイドルグループ・EXOのミュージックビデオが、同じく男性アイドルグループ・防弾少年団のミュージックビデオに似ているとして、盗作疑惑が持ち上がった。写真はEXO。

2017年7月18日に4thフルアルバム『THE WAR』でカムバックした韓国の男性アイドルグループ・EXO(エクソ)のミュージックビデオが、同じく男性アイドルグループ・防弾少年団のミュージックビデオに似ているとして、盗作疑惑が持ち上がった。韓国・中央日報が伝えた。

実は両アイドルグループがカムバックする際にはこれまでも決まって「盗作疑惑」が出ており、記事は「ほとんど一種の恒例行事になっている」と伝えている。今回は、EXO『THE WAR』のタイトル曲「Ko Ko Bop」のミュージックビデオが、防弾少年団の「I NEED U」と「RUN」のミュージックビデオの複数のシーンからの盗作との主張が出ているというものだ。

中央日報は、メンバーが地面に寝そべるシーンや、屋根の上に座り込んで遠くを見つめるシーン、全員で空を見上げるシーンなどが似ているとも受け取れるが、「Ko Ko Bop」はレゲエポップでトロピカルな明るいイメージの反面、「I NEED U」や「RUN」はエネルギッシュかつヒップホップで都会的なイメージであり、両曲の雰囲気と映像から受ける印象が異なるため、判断を下しにくいと伝えている。

この騒動に韓国のネットユーザーが多くのコメントを寄せているが、その属性をみると、8割以上が女性、半数が10代で、それぞれのファン層が強く反応していることがうかがえる。

コメントでは「どうして二つのグループを結び付けてファン同士で戦わせようとするの?」「ファン同士の摩擦が起きないといいな」と争いへの発展を心配する声が上がる中、「以前、(EXOファンが)防弾少年団やTWICEに『パクられた』と言い掛かりをつけてたけど、そのままお返しされたね」と、EXOファンへの非難コメントが目立つ。

その他にも「それよりも『Ko Ko Bop』とニッキー・ミナージュの曲が似てたけど、そっちの方が問題では?」との指摘も多く、こちらも新たな盗作疑惑に発展しそうな勢いだ。

しかし中には、EXOファンから「カムバックおめでとう!今回のアルバムも大ヒットの予感」といった純粋なお祝いコメントも寄せられた。

EXOは2012年4月にデビューした韓国人8人・中国人4人のグループ。日本では15年11月にデビュー。現在は中国人メンバー3人が脱退し、9人で活動している。

一方の防弾少年団は13年6月にデビューした7人組グループ。日本では14年6月にデビューした。(翻訳・編集/松村)

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