第3世代シークエンサー、中国の若き教授が開発

人民網日本語版    2017年7月19日(水) 16時20分

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中国と米国の科学者はこのほど、生物医学雑誌「BioRxiv」で論文を掲載し、深セン瀚海遺伝子「GenoCare」第3世代単一分子シークエンサーにより、大腸菌のゲノムシークエンスを完了したと報告した。

中国と米国の科学者はこのほど、生物医学雑誌「BioRxiv」で論文を掲載し、深セン瀚海遺伝子「GenoCare」第3世代単一分子シークエンサーにより、大腸菌のゲノムシークエンスを完了したと報告した。同装置は第3世代シークエンサーとしては世界最高の精度を誇ることが証明された。このデスクトップ型シークエンサーの開発担当者であり、80年代生まれで南方科技大学教授の賀建奎氏は18日、「これは臨床医学に応用できる、現在唯一の第3世代シークエンサーだ」と話した。科技日報が伝えた。

賀氏によると、第1世代シークエンス技術は2001年に、初となる人のゲノムマップを作成した。この作成には3年の月日を費やし、その経費は数十億ドルにのぼったという。第2世代技術はこれを1週間に短縮し、経費も1000ドルまでダウン。そしてさらに今回の第3世代シークエンサーにかかった時間はわずか24時間、経費も100ドルとなっている。(編集YF)

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