「長野の警備体制に感謝」、四川省民は日本へのパンダ貸与に肯定的―中国

Record China    2008年5月1日(木) 16時55分

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5月7日に予定されている福田康夫首相と胡錦濤・中国国家主席の首脳会談にあたり、中国から2頭のパンダが上野動物園へ「貸与」されるのではないかと見られているが、これについて四川省民は賛成意見が多いようだ。写真は臥龍パンダ自然保護区。

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2008年5月7日に予定されている福田康夫首相と胡錦濤・中国国家主席の首脳会談にあたり、中国から2頭のパンダが上野動物園へ「貸与」されるのではないかと見られているが、これについて四川省民は賛成意見が多いようだ。

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レコードチャイナが「パンダの故郷」ともいえる四川省で独自取材を行ったところ、パンダ貸与に肯定的な意見が多く聞かれた。その理由は、意外にも長野での聖火リレーと関係があるようだ。成都市在住のある男性は、「日本は長野で聖火を守ってくれたから。日本の警備体制に感謝している」と答えた。この他にも長野での聖火リレーを理由に挙げる人が見られた。また、「日中友好は大事だから」との意見も多く聞かれた。

しかし、中国最大規模のパンダ研究センターである「臥龍(がりゅう)パンダ保護研究センター」はパンダ貸与について把握していないようだ。同センターの一般職員は「そのことについては聞いていない」と話している。

臥龍パンダ保護研究センターは1983年に設立した中国最大規模のパンダ研究センター。成都から車で4時間ほどのアバ・チベット族チャン族自治州[シ文]川県にある臥龍パンダ自然保護区内に位置し、パンダの保護、繁殖、研究など全般にわたって取り組んでいる。海外に送られるパンダの多くは同センターから貸し出されている。(原稿/TH)

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