2008年4月30日、広州日報によれば、結婚を前提とした恋人募集の張り紙が南京師範大学や南京大学などに掲示された。結婚相手を募集しているのは自称“大金持ち”の男性で、「高級車をプレゼントする」として、“教養のある美女”を募集しているという。

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この張り紙の件は校内のBBSを通じてすぐに知れ渡った。書き込みの多くはこの恋人募集に「学校を選び間違っている」「自分を過大評価しすぎてやしないか」「器が知れる」など否定的な見方をしており、「軽蔑する」という書き込みもあった。

BBSの書き込みによれば、数日前、ある自称“大金持ち”の男性がお供の人に付き添われて山東大学にやって来て、結婚相手募集の張り紙をした。すると、それを見た女学生たちから、冷ややかな視線に冷ややかな言葉…自称“大金持ち”の男性は居たたまれなくなり、車に乗って帰っていったという。張り紙もすぐに破られてしまったとか。

学校側はこうした張り紙を認めていないとして、見つけ次第、撤去するとしている。ある専門家は「大学は結婚紹介所にとって大きな市場になる」とし、学生の価値観に悪い影響を与えたり、結婚詐欺などが横行する可能性もあるとしている。（翻訳・編集/岡田）