2008年4月29日、中国訪問から帰国したフランスのラファラン元首相はフランスメディアの取材に答え、仏中の関係修復のためにサルコジ大統領は北京五輪開幕式に出席するべきだと主張した。中国新聞社が伝えた。

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パリ聖火リレーでの混乱を機に仏中関係は一気に悪化、カルフール不買運動が展開されるなど深刻な事態となっている。フランスはポンスレ上院議長、ラファラン元首相など要人を派遣、亀裂修復に務めてきた。

チベット問題を受けサルコジ大統領は「いかなる選択肢も排除しない」とコメント、五輪開幕式の欠席を示唆していた。ラファラン元首相は「目前の緊張状態を緩和させるためにも北京五輪を成功させ若者たちの祭典とする必要がある」とコメント、サルコジ大統領の出席を促した。（翻訳・編集/KT）