トヨタが販売量で世界トップに、中国での販売量が大幅に増加

Record China    2008年4月30日(水) 16時43分

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4月29日、トヨタ自動車が2008年第1四半期で販売台数世界トップになったことが分かった。トヨタ自動車にとって、中国は最も成長しているマーケットの1つとなっており、市場平均水準の2倍以上の伸びを見せている。写真は北京オートショーでのトヨタのハイブリッドカー。

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2008年4月29日、上海証券報によれば、トヨタ自動車が2008年第1四半期で、世界販売台数241万台(同期比2.7%増)で米GMを抜き、世界トップに返り咲いた。トヨタ自動車にとって、中国は最も成長しているマーケットの1つとなっている。

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トヨタ自動車がアジアとヨーロッパでの安定したニーズにより、販売台数を延ばしている一方、米GMは販売台数を1%減らした。ヨーロッパ、アジア、アフリカなどでは販売台数が8%増加したものの、北米では販売台数が大幅に低下したことが原因。

データによれば、トヨタ自動車は3月の日本国内販売台数は20万2516台と6.1%減少しているが、輸出台数は25万1890台と4%増加。海外での販売台数は39万5707台で4.3%増加し、日本国内よりも海外で好調となっている。

トヨタ自動車の渡辺社長によれば、新興市場での販売台数増加を強化しており、とくに中国での販売台数の伸びが際だっているという。28日の上海証券報によれば、1〜3月、トヨタ自動車の中国における販売台数は14.9万台、同期比49%の増加。中国自動車工業協会の統計によれば、2008年第1四半期、中国の自動車販売台数は257.87万台で、同期比21.42%の増加。このうち乗用車の販売台数は同期比20.41%の伸びとなっており、トヨタ自動車の中国での販売台数の伸びは、市場平均水準の2倍以上になっている。

トヨタ自動車は現在中国に6か所の生産工場を設けているが、業界内では広州トヨタ−第一汽車では生産能力が不足しており、新たに工場を建設するのではないかとの予測が高まっているという。(翻訳・編集/岡田)

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