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飲酒や喫煙だけでなく、ひげ剃りも健康や寿命に影響を及ぼすということが最近の研究で明らかになっている。これはいったい、どういうことだろうか。資料写真。
飲酒や喫煙だけでなく、ひげ剃りも健康や寿命に影響を及ぼすということが最近の研究で明らかになっている。これはいったい、どういうことだろうか。環球網が伝えた。
ブリストル大学の研究チームはウェールズの中年男性2438人を観察し、ひげ剃りと冠状動脈性心疾患や中風との関連性を分析した。研究者によると、毎日ひげを剃らない男性の方が、心臓病や中風になりやすいという。この20年間の研究期間中、835人が死亡した。亡くなった人を全体的に見ると、毎日ひげを剃らない人は45%、1回以上剃る人は31%。また毎日ひげを剃らない人の死亡者が多いのは、喫煙者が多く、その他にも悪い生活習慣を持っているためだ。しかし研究者は、これだけでは中風になる確率が高いことを説明できないとしている。
社会医学部のShahEbrahim教授は「頻繁にひげを剃らない人の死亡率が高いのは、喫煙や社会的な要因によるものだが、一部にはホルモンの影響もある」と述べた。中風になる確率が高いことについては、次のように説明することもできる。ひげ剃りの頻度が体内のホルモンの循環に影響を及ぼし、脂肪の動脈における沈積の程度に影響を及ぼす可能性がある。
◆ひげ剃りに適していない時間は?
朝起きたばかりの時は避け、20−30分後に剃るのが最適な時間帯。一晩の休息により、朝起きたばかりの時は人体の生殖機能が旺盛になる。この時間帯にひげをきれいに剃っても、すぐに新しいひげが生えてくるからだ。
入浴前のひげ剃りも避けるべき。ひげを剃ったばかりの肌には多少なりとも肉眼で目にできない傷があるため、この時入浴するとボディーソープやシャンプー、お湯などの刺激を受けることになる。ひげを剃った部分が不快になり、アレルギー症状を起こしたり、赤くなる可能性もあるからだ。
運動前も適していない。運動後は人体の血液の循環が速くなり、多くの汗が剃ったばかりの肌を刺激し、ひりひりする。深刻な場合は不快感が生じ、細菌に感染することもあるからだ。(提供/人民網日本語版・編集YF)
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