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中国でも記録的大雨=被害甚大、湖南省で死者42人

配信日時:2017年7月8日(土) 14時30分
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日本で九州北部で大雨被害が発生しているが、中国でも南部を中心に大雨による被害が続いている。被害が特に大きいのが湖南省の寧郷県で、7日付中国新聞社によると同日午前までに死者が42人に達した。行方不明は2人。同県における大雨被害は過去60年間で最悪だという。

寧郷県で大雨が始まったのは6月22日で、7月1日までの県内平均降水量は累計461.1ミリに達した。同県は西部の標高が高く東部が低い地勢で、高低差は500メートル以上に達する。そのため、山の多い西部では土石流が多発、平坦な東部では河川や湖沼の増水で河川や湖沼が増水して居住地や耕作地が水にのみ込まれた。

7日付中国新聞社によると死者の内訳は、山崩れによる死者が10人、土石流に巻き込まれた人が9人、家屋の倒壊による死者が10人、水に落ちて溺れた人が13人。県内の被災者は県人口の56%に当たる81万5000人、全壊または部分的に倒壊した建物は1万4000棟、堤防の決壊は900カ所以上、被害を受けた耕作地は2万1200ヘクタールに達した。

湖南省最大の河川は広西チワン族自治区に源がある湘江だ。湘江は多くの支流と合流して省北東部にある洞庭湖に流れ込む。寧郷県には湘江支流のイ水河(イ河)が流れている。

同件における洪水被害については、県内西部にある黄材ダムの放水が関係しているのではとの声が上がった。王雄文県長は同問題について、黄材ダムの放水は関連マニュアルに厳格に従い行政の上級部門と連絡を取ったうえで執行したと説明。

王県長は、黄材ダムからの放水量は最大で毎秒400立方メートルでイ水河の水量である毎秒6180立方メートルの6.4%にすぎなかった。その雨、黄材ダムの放水が重大な被害をもたらしたとの説は成立しないと主張した。(翻訳・編集/如月隼人)
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