まず、中独両国の日増しに緊密化する包括的・戦略的パートナーシップは、両国がグローバルな責任を共に担ううえでの強固な土台を打ち固めた。国交樹立から45年、両国関係は積極的、前向きに発展してきた。さらに近年では、両国首脳が頻繁に相互訪問し、政治的相互信頼が日増しに高まっている。経済・貿易面の結びつきは一層緊密化し、投資協力は「一方通行」から「双方向の急行車線」へと拡大した。今年5月にハイレベル人的・文化的交流対話制度を設けると、中独両国民間にも「心の橋」が架けられた。今回の訪独で両国首脳は世界や地域の紛争問題について踏み込んで意見交換しただけでなく、ドイツの「工業4.0」と「メイド・イン・チャイナ2025」の戦略連携を力強く推し進め、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブの枠組での実務協力を拡大した。また、中独親善の使者としてドイツに到着したパンダが、両国民の心の距離をさらに近づけることは間違いない。
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