中国次世代「人造小太陽」が世界記録を再び更新

人民網日本語版    2017年7月6日(木) 5時30分

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安徽省合肥市科学島にある中国次世代「人造小太陽」が、再び世界記録を塗り替えた。中国科学院合肥物理科学研究院が発表した情報によると、「人造小太陽」と呼ばれる世界初の超電導トカマク核融合実験炉「東方超環(EAST)」から、安定長パルスHモードプラズマを101.2秒運行し、世界新記録を樹立したという朗報が再びもたらされた。

安徽省合肥市科学島にある中国次世代「人造小太陽」が、再び世界記録を塗り替えた。中国科学院合肥物理科学研究院が発表した情報によると、「人造小太陽」と呼ばれる世界初の超電導トカマク核融合実験炉「東方超環(EAST)」から、安定長パルスHモードプラズマを101.2秒運行し、世界新記録を樹立したという朗報が再びもたらされた。中国新聞社が伝えた。

これはEASTが、安定長パルスHモードの連続運行時間が100秒級に達した、世界初のトカマク核融合実験炉になったことを意味する。この節目となる重大な進展は、中国の磁気閉じ込め核融合研究が、安定運行の物理・技術面で世界の先頭を走り続けていることを示した。これは国際熱核融合実験炉(ITER)と未来の中国核融合工程実験炉(CFETR)の建設と稼働に対して、重大な科学的意義を持つ。

ITERは世界最大規模の国際科学技術協力プロジェクトで、人類が未来の高効率でクリーンなエネルギーを模索する重要な道筋となる。安定長パルスHモードプラズマの運行の実現は、未来の核融合が解消すべき重要な科学問題だ。(編集YF)

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