中国の地下鉄の多くが赤字、6都市は旅客輸送量の最低目標に届かず―中国メディア

配信日時:2019年6月10日(月) 13時0分
中国の地下鉄の多くが赤字、6都市は最低目標に届かず―中国メディア
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9日、観察者網は、中国の地下鉄は多くの都市で赤字となっており、旅客輸送量が目標に届いていないところもあると伝えた。写真は南京市の地下鉄。
2019年6月9日、中国メディアの観察者網によると、中国の地下鉄は多くの都市で赤字となっており、旅客輸送量が目標に届いていないところもあるという。

記事によると、近年中国では地下鉄が急速に発展し、現在では33都市で地下鉄が開通。すべての都市の地下鉄を合わせた総延長距離は4600キロに達する。特に、この10年だけで新たに21都市で地下鉄が開通しているという。

しかし、記事は「多くの路線が赤字になっている」と指摘する。18年には30以上の都市で6000億元(約9兆6000億円)をかけて地下鉄を含む都市間鉄道の建設が行われたが、収支バランスが取れている都市は少数だという。

記事は、「28都市を対象にした概算統計によると、18年に全国の都市間鉄道の1本1キロ当たりの運営経費は平均で23.8元(約380円)で、営業収益は17.2元(約275円)に過ぎない。1人キロ当たりの運営経費は平均0.84元(約13.4円)だが、営業収益は0.48元(約8円)だ」と指摘した。

記事によると、18年は杭州、青島、深セン、北京の4都市だけが「収支バランスが取れていた」というが、その他の24都市は赤字運営だという。また、「18年の収支比率はわずか78%で、17年と比べ8%減少した」とも伝えた。

旅客輸送量については、19年4月の時点で北京、上海の1日当たりの旅客輸送量は延べ1000万人を超えており、他の12都市でも100万人を超えているという。一方で、昆明、寧波、アモイ、東莞、貴陽、ウルムチの6都市は、15年に国家発展改革委員会によって地下鉄建設の要件に定められた「1日1キロ当たりの旅客輸送量が延べ7000人を下回らないこと」という基準に達していないという。(翻訳・編集/山中)
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  • 丹陽***** | (2019/06/10 16:16)

    高速鉄道も赤字路線でしょ そもそもメンツだけで建設してんだから採算なんて取れる訳無いのよ 純粋な私鉄を持てない中国だから無理な話なんだろうけどね 日本なら小林一三の阪急電鉄が宝塚歌劇や百貨店などを同時に経営したりしたのは有名な話よ それ以外にも住宅地開発は当然にしても球場や球団の経営や遊園地、海水浴場など沿線開発 たしかディズニーランドも京成が最初誘致して後で国鉄が引き継いだんだったかな? 中国って何時も作って満足して後の事を考えないからそうなるんでしょ 北京五輪のスタジアムだった鳥の巣も結局五輪が終わった後使わずで廃墟と化してたんでしょ 冬季五輪が行われると言う事で再利用するようだけど冬季五輪が無かったら崩壊するまで放置だったろうね
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  • 真実の***** | (2019/06/10 13:19)

    地方役人が経済成長のノルマ達成のため、競って地下鉄を建設したのだろう。 赤字のツケは役人が払うわけではなく、選挙権もない政治的奴隷の国民が払うことになる。 こんな中国は早く潰れろ、潰れろ。
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  • 仙田 ***** | (2019/06/10 13:07)

    日本もそうだったが国営とか公営の鉄道というものは純粋な私鉄に比べてコスト意識が低く杜撰で放漫な経営に陥り勝ちなので、例え利用者が多くとも赤字経営に陥り易いのだろう、ただし中国の場合は日本人と国民性が大幅に違うので民営化したら改善されるとは言い切れないが
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