拡大
1日、中国メディアの観察者は、中国の出入国の「格差」が拡大し続けていると報じた。写真は中国を訪れた外国人観光客。
2018年6月1日、中国メディアの観察者は、中国の出入国の「格差」が拡大し続けていると報じた。
中国から海外旅行に出かける人の数は年々増加の一途をたどっている。15年は、10年前の05年と比べて300%以上増加した。一方で、中国を訪れる外国人観光客の数は伸び悩んでいる。
中国のシンクタンク、中国グローバル化研究センター(中国与全球化智庫、CCG)と中国のインターネット旅行サイト大手、シートリップ(携程旅行網)が合同で発表した報告書によると、中国を訪れる外国人観光客の数は、05年から15年までの10年間で11.2%しか増加していない。
15年の中国人の出国者数と外国人の入国者数を比べると、出国者数が5762万人を超えたのに対し、入国者数は2598万人で、その差は3000万人余りに上る。
出入国者数から香港やマカオ、台湾を除くと、その差はさらに大きなものになる。しかもその差は今後5年間でさらに拡大し、1億人を上回るとの見方もあるという。(翻訳・編集/岡田)
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