中国のメイドカフェってどうなってる?経験者の女子大生が紹介―山東省青島市

Record China    2017年7月2日(日) 1時0分

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29日、青島新聞網は、メイドカフェでアルバイトする中国の女子大生を取り上げた文章を掲載した。

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2017年6月29日、青島新聞網は、メイドカフェでアルバイトする中国の女子大生を取り上げた文章を掲載した。

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「ご主人様、お帰りなさいませ」「ご主人様、私と一緒にお食事をおいしくする魔法をかけませんか?」―。山東省青島市のメイドカフェで働く蘇挽さんは19歳の女子大生だ。時給は13元(約210円)。バイト代を生活費の足しにしている。

日本発祥のメイドカフェはこれまで北京や上海広州といった大都市に出現してきた。青島に登場したのは半年ほど前のこと。趣味のコスプレに熱を入れる蘇挽さんは「衣装代のために…」と開業とほぼ同時期にメイドの求人に応募した。仕事で恥ずかしいと感じることはあるものの、過去に経験したホテルでのバイトに比べると「仕事環境は天国のよう」と話す。

蘇挽さんによると、この店では「メイド」になる前のトレーニングとして、簡単な日本語のあいさつや萌え系のダンス、しゃがんだりひざまずいたりする姿勢を勉強するそうだ。自身の性格を「内向的」と語る蘇挽さんは「日頃は知らない人と話すことに消極的だから、ここでの仕事は自分にとっての訓練」と明かし、「退屈そうにしているお客様とおしゃべりをするようにというルールがお店にはあります。私も少しずつ会話ができるようになりました」と語る。そんな蘇挽さんにはファンのグループもいるが、この一方で困惑しているのが客による盗撮。店で盗撮は禁止されているが、店が混んでいるのに乗じてルールを破る客もいるという。さらに、帰宅時の尾行やSNSに大量の書き込みがされたことも。この夏休みで蘇挽さんの「メイド生活」は終わりを告げる見通しだが、本人はこれまでを振り返って「楽しいことも辛いこともありましたが、自分にとっては最も大切な思い出」と語っている。(翻訳・編集/野谷

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