イヴァンカブランドの中国工場調査で拘束の活動家3人を保釈―米メディア

Record China    2017年6月29日(木) 11時10分

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トランプ米大統領の長女イヴァンカさんが手掛けるブランドの靴を製造する中国の工場で労働環境を調査した後に中国当局に拘束された中国の活動家3人が28日、江西省カン州市の警察署から保釈された。資料写真。

2017年6月29日、米ボイス・オブ・アメリカによると、トランプ米大統領の長女イヴァンカさんが手掛けるブランドの靴を製造する中国の工場で労働環境を調査した後に中国当局に拘束された中国の活動家3人が28日、江西省カン州市の警察署から保釈された。

ニューヨークを本拠とする労働者の権利擁護団体、チャイナ・レーバー・ウォッチが明らかにした。同団体の華海峰(ホア・ハイフォン)氏、李招(リー・ジャオ)氏、蘇恒(スー・ヘン)氏の3人は今年3月から5月までそれぞれ、中国の靴メーカー華建グループが所有する広東省東莞市と江西省カン州市の2つの工場を調査した。調査の結果、工場の労働者が最低賃金以下で雇用され、時間外労働を強制されていることが明らかになったという。

米国務省の報道官は今月5日、3人の活動家が中国当局に拘束されているとの情報を受けて懸念しているとし、直ちに釈放するよう中国側に求めていた。

チャイナ・レーバー・ウォッチは声明で、公正な裁判が行われることを望んでいると述べている。(翻訳・編集/柳川)

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