訪日外国人に高速道路乗り放題パス、中国人の利用は増えるか、事故増加を懸念する声も―華字紙

Record China    2017年10月11日(水) 11時10分

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10日、華字紙・日本新華僑報(電子版)は、訪日外国人観光客向けの高速道路乗り放題パス「Japan Expressway Pass」を国土交通省が販売すると発表したことを受け、日本国内での反応などを伝えた。資料写真。

2017年10月10日、華字紙・日本新華僑報(電子版)は、訪日外国人観光客向けの高速道路乗り放題パス「Japan Expressway Pass」を国土交通省が販売すると発表したことを受け、日本国内での反応などを伝えた。

乗り放題パスは今月13日に発売予定。東日本、中日本、西日本の高速道路3社など全国で定額利用できる。有効期間は7日間と14日間の2種類。価格はそれぞれ2万円と3万円だ。発表を受け、ネット上に波紋が広がった。「なぜ外国人を優遇するのか」、「財源はどこにあるのか」、「それより高速料金を下げろ」などの声が上がっている。外国人運転者による事故増加を懸念する声も強いが、16年度に起きた死亡事故6150件のうち、外国人が関係したのは1.3%の81件にとどまっている。

北海道でレンタカーを利用したことがある中国人観光客の1人は、「事前に国際運転免許証を提示すれば、日本でも車を借りられる」と話す。その上で、中国と異なる左側通行の運転に注意することや、ガソリンスタンドで給油する際の注意点などを指摘した。レンタカー会社側も外国人受け入れの環境整備を進めている。中国語や韓国語のパンフレットや翻訳サービスを提供する会社もある。

一方、外国で運転を楽しむ中国人観光客は爆発的に増えている。17年は前年比337%増と大幅に増える見通しだが、旅行先の上位に日本は含まれておらず、欧米など英語圏での運転が主だという。個人旅行者にとって言葉の壁は高いようだ。(翻訳・編集/大宮)

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