「窓ぎわのトットちゃん」中国語版の発行部数が1000万冊突破、感謝イベント開催―中国

人民網日本語版    2017年6月23日(金) 22時10分

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女優・黒柳徹子さんの自伝的物語「窓ぎわのトットちゃん」が中国で発行部数1000万部を突破したのを記念して、新経典文化股フン有限公司は21日午後、感謝イベントを開催した。

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女優・黒柳徹子さんの自伝的物語「窓ぎわのトットちゃん」が中国で発行部数1000万部を突破したのを記念して、新経典文化股フン有限公司(フンはにんべんに分)は21日午後、感謝イベントを開催した。中国新聞網が伝えた。

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新経典文化によると、「窓ぎわのトットちゃん」の中国語版は2003年に発売されて以降、10年連続で中国の全国販売ランキング(児童書系)のトップ5に入っている。今月の時点で、同書の発行部数は1000万冊を突破した。1000万冊の本を積み上げると、その高さはエベレスト17個分になるという。

同イベントに寄せられた、中国の読者向けのビデオメッセージで、黒柳さんは、「街中や中国で皆さんに会った時に、『トットちゃん』と呼んでもらったら、私の本を読んでくださっている読者なんだとすぐに分かる」と話した。

児童文学作家の伍美珍さんは、「ベストセラーになったり、長期にわたってよく売れたりする作品はファンタジーやアドベンチャーの物語が多い。でも、『窓ぎわのトットちゃん』は、とても素朴なのにこんなにたくさんの読者を引き付けている。その理由は、内容がノンフィクションである上に、誠実さが感じられる点にある。作者に上から見下ろすような態度は見られず、とても自然に物語を綴っている」と評価した。

「窓ぎわのトットちゃん」の発行部数が1000万冊を突破したのを記念して、新経典文化は今月、北京の三里屯にある書店pageoneで「窓ぎわのトットちゃんテーマ展」を1週間開催し、貴重なトットちゃんの版画を展示するほか、往年の熱心なファンの感動のコメントや手紙、絵なども展示される。(提供/人民網日本語版・編集KN)

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