2008年4月24日、24日付香港・経済通によると、中国石油最大手の中国石油化工（シノペック）はこのほど、200億元を投じて、精製プラントの改修工事を実施するとの計画を明らかにした。2010年に実施される新たな自動車の排ガス規制基準を前に、設備のグレードアップを行い、石油製品の品質を向上させる狙い。

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シノペックの関係者によると、現在、中国で精製に使用されるのは重質原油が大半を占め、硫黄分が多く含まれる。同時に現在の精製工場では、脱硫など不純物を除去する能力が低いこともあり、現状では新基準を満たす高品質の石油製品を生産するのが難しい状態にある。（翻訳・編集/KS）