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チベット文化に特有の巨大なタンカが、壁面いっぱいにかけられている。
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2006年8月8日午前10時、「チベット-長安・千年の絆」をテーマにしたタンカ芸術展が、陜西(せんせい)省西安(せいあん)市にあるチベット仏教寺院「西安広仁寺」で始まった。これは漢、唐代以来、西安とチベットが接触を持ち続けてきたことによる文化的な遺産だ。タンカはチベット語の音読みで、意味は「巻物」。顔料等の材料を用いて布やシルク、紙に仏画を描いたものだが、今回展示されているタンカは高さ16m幅10mの巨大なもので、チベット人絵師30人が2年をかけて完成させた大作だ。独特の色使いとその華やかな美しさ、絵師の技巧が訪れる人々の目を楽しませている。
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