16歳の彼女を惨殺した21歳、動機は「ジェイ・チョウの映画…」!?―上海市

Record China    2008年4月24日(木) 19時47分

拡大

23日、昨年12月に上海市で発生した16歳の少女惨殺事件。裁判の中で、事件の全貌が少しずつ明らかになってきた。そこにはあまりにも短絡的で自己中心的な感情が。写真は日本でも公開予定の映画「不能説的秘密」(「言えない秘密」)のワンシーン。

(1 / 3 枚)

2008年4月23日、上海市の「新聞晨報」は昨年12月に市内で発生した16歳の少女惨殺事件の続報を伝えた。

その他の写真

寒い冬の朝、市中心部にある花壇の上で血まみれの姿で亡くなっていた眉眉さん。彼女を殺害した容疑で逮捕されたのは、恋人の敏浩、21歳。2人は昨年4月に仕事先で知り合った。当初はただあいさつを交わす仲だったが、7月ごろから急速に親しくなった。敏が付き合っていた彼女と別れた時期と重なり、あっという間に2人は恋人同士になったという。

10月になると2人はそろって仕事を辞め、アパートを借りて同棲を始めた。この時、眉眉さんはまだ15歳。眉眉さんにはすぐ次の仕事が見つかったが、敏には見つからない。そこで彼は地方で働くことにしたのだが、11月末には眉眉さんが恋しくて我慢できず上海に逆戻り。

だが、彼女の心はすでに敏から離れていた。別れを告げられた傷心の敏はネットカフェで台湾のジェイ・チョウ主演の映画「不能説的秘密」(邦題「言えない秘密」)を見て、現実世界に生きるのが嫌になったと話している。そこで包丁を用意して眉眉さんを呼び出し、凶行に及んだのだが、裁判で敏容疑者は「包丁は彼女が先に振り回した。だからカッとなって刺した」と主張している。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携