<中華経済>住宅価格の上昇圧力増す、株式売却資金が不動産に流入?―中国

Record China    2008年4月24日(木) 7時50分

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国家発展改革委員会は23日発表した08年1−3月期の住宅価格情勢報告で、4−6月期は住宅価格の上昇圧力が強まるとの見方を示した。写真は北京のマンション。

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2008年4月23日、23日付上海証券報によると、国家発展改革委員会は23日発表した08年1−3月期の住宅価格情勢報告で、4−6月期は住宅価格の上昇圧力が強まるとの見方を示した。

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同委は不動産価格の上昇をもたらす要因として、◆需要回復◆マクロ的要素◆建築コストの増大◆株式相場の低迷−−の4点を挙げた。

1−3月期の住宅市場は、価格の上昇ペースが明らかに減速し、消費者に買い控えの傾向が表れて取引量が減少した。ただ、一定の調整を経て住宅取引が盛り返している地域もみられ、需要回復による値上がりが予想される。

また、国内の過剰流動性の進行、人民元相場の上昇などのマクロ的要素が不動産を含む資産価値の上昇をもたらす圧力となるほか、鋼材などの原材料高と人件費の上昇も住宅の値上がりに直結する。

さらに最近の株式相場の低調で、株式投資から撤退した資金が不動産市場に流れ込めば、これもまた不動産価格を引き上げる動力となり得る。(翻訳・編集/HI)

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