<続報><東北トラ殺害事件>ついに逮捕者が!内部犯行説、ますます濃厚に―湖北省宜昌市

Record China    2008年4月23日(水) 10時3分

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4月22日の報道によると、湖北省宜昌市の動物園で飼われていた東北トラが惨殺された事件で、ついに逮捕者が出た。トラの骨や皮を不法に所持していた容疑。この動物園の経営者もすでに当局の取調べを受けているもよう。写真は事件当時の様子。

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2008年4月22日、北京市の「新京報」は湖北省宜昌市の動物園で昨年12月に発生した「東北トラ惨殺事件」で、ついに逮捕者が出たと報道した。

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この事件は、同市にある動物園「三峡森林野生動物世界」で昨年12月20日に発生。早朝、6歳になるメスの東北トラが殺害され、毛皮をはがされているのが発見された。犯人は動物を扱いなれた、同園に詳しい者の犯行とする内部犯行説が有力だったが、管轄する林業局はこれを真っ向から否定。その後、容疑者は浮上せず、当局も事件の情報については沈黙してきた。

しかし、報道によると、4月1日に地元警察はトラの毛皮や骨を不法に所持していた容疑者を逮捕。昨年の事件との関連を調べている。

容疑者は所持していた毛皮、骨について「動物世界の社長から『林業局に届けなければ、飼っているトラの数はいくらでもごまかせる』と買い取りを持ち掛けられ、購入した」などと具体的な供述をしているという。

警察はすでにこの社長についても身柄を拘束し、取調べを始めているもよう。同園には本来なら東北トラが100頭以上は飼育されているはずだが、現在は10頭あまりしかおらず、同園のトップ以下、組織ぐるみで園内のトラを次々に殺害し、毛皮などを売りさばいた疑いもある。「新京報」はこの動物園の副社長が宜昌市林業局局長であると報道しており、この事件が複数の人間がかかわった、大きな広がりを持つ事件である可能性を示唆している。(翻訳・編集/本郷)

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