<不買運動>中国全土に広がる反仏デモ、従業員には「売国奴」と罵声―英BBC

Record China    2008年4月22日(火) 21時22分

拡大

20日、安徽省、黒竜江省、陝西省、山東省、雲南省と中国各地に広がった反仏デモについて英BBC放送が報道。仏系スーパー「カルフール」が攻撃の標的に。写真は英国の中国人留学生による集会。

(1 / 8 枚)

2008年4月20日、英国のBBC放送は中国各地に広がる反仏デモについて報道。

その他の写真

日曜日だったこの日、安徽省合肥市では早朝から仏系スーパー「カルフール」のある国購広場前に学生を中心とした多くの群集が集まり、中国国旗を振りかざしながら「カルフールは出て行け」と叫んだ。同スーパーの隣にある「ケンタッキー・フライドチキン(KFC)」も攻撃の対象になり、双方の店を訪れる買い物客には「恥知らず」、従業員には「売国奴」の罵声が浴びせられた。だが、国購広場は警察車両と思われるトラックが数十台占拠しており、デモ参加者の店内突入を阻んでいた。

この日は安徽省のほかに、黒竜江省ハルピン市、陝西省西安市、山東省済南市、同青島市のカルフールでも反仏デモが発生。雲南省昆明市でも発生したとロイター通信が伝えており、一部デモ参加者が公安局に拘束されたとの情報も。前日にデモがあった北京市では、カルフールと大使館のある朝陽区周辺に公安車両が多数停車して警戒に当たっていたという。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携