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21日、中国証券監督管理委員会(証監会)は、インサイダー取引を行ったファンドマネージャー2人に対し、証券法に基づいて、不法利益の没収と罰金50万元(約700万円)を言い渡した。写真は証監会。
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2008年4月21日、中国証券監督管理委員会(証監会)は、インサイダー取引を行ったファンドマネージャー2人に対し、証券法に基づいて、不法利益の没収と罰金50万元(約700万円)を言い渡した。中国新聞ネットが伝えた。
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処分を受けたのは、上投摩根基金管理有限公司(China International Fund Management Co.,Ltd.)の唐建(タン・ジエン)氏と南方基金管理有限公司(China Southern Fund Management Co.,Ltd.)の王黎敏(ワン・リーミン)氏。
唐氏は06年3月、同公司が上海証券取引所に上場している会社の株式を購入する計画を入手。事前に6万株を購入し、その後高値で売り抜けて約150万元の不法利益を得た。王氏も06年8月〜07年3月の間、同じような手口で計150万9400元の不法利益を得ていた。
インサイダー取引事件としては、日本の野村證券で、昨年まで本社勤務だった中国籍の男性社員に対する疑惑が明らかになったばかり。計4000万円の不法利益を得たとして、強制調査の着手が伝えられている。(翻訳・編集/NN)
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