2017年6月12日、台湾の人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）が、2年前に発生したレジャー施設爆発事故の被害者をコンサートに招待する準備が進んでいる。東森新聞網が伝えた。

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台北市郊外にあるレジャー施設「八仙水上楽園」で爆発事故が発生したのは、2年前の6月27日のこと。15人が死亡し、約500人が負傷する大惨事となった。事故当時、ジェイ・チョウは被害者の治療サポートに高額寄付を行い、さらに重い傷を負ったファンらに肉声メッセージを送って励まし、「回復したらコンサートに招待したい」と語っていた。

事故から間もなく丸2年を迎えるが、ジェイ・チョウがこの時の約束を忘れず、18歳のファン女性に連絡していたことが明らかになった。被害者サポートを行う基金会の代表者によると、このほどジェイ・チョウの個人事務所から連絡があり、「今年9月末〜10月初めにかけて開催する台北アリーナコンサートに招待したい」との話がもたらされたという。

ジェイ・チョウの個人事務所は13日、この件について認め、それ以外にもファン数人と連絡を取っていることを明らかにし、「バリアフリー席や特別なケアが必要な場合は対処したい」と語っている。

ジェイ・チョウの優しい心遣いにネットユーザーからは、「心が温かい最高のスター」「ジェイのファンであることが誇らしい」「多忙なのにきちんと覚えていてすごい」などと称賛コメントが寄せられている。（翻訳・編集/Mathilda）