日本水軍を撃破した李舜臣将軍を記念する韓国の展示館、実は間違いだらけ?=「歴史は観光収入?」「韓国人は歴史に興味がない」―韓国ネット

Record China    2017年9月12日(火) 18時55分

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11日、韓国メディアによると、韓国で李舜臣将軍が日本水軍を撃破した鳴梁海戦を記念するイベント「鳴梁大捷祭り」が開催されたが、イベント期間中に無料で開放された展示館の展示物に多数の誤りがあったことが分かった。写真はソウルにある李舜臣像。

2017年9月11日、韓国・文化日報によると、韓国で李舜臣(イ・スンシン)将軍が日本水軍を撃破した鳴梁海戦を記念するイベント「鳴梁大捷祭り」が開催されたが、イベント期間中に無料で開放された展示館の展示物に多数の誤りがあったことが分かった。

韓国の全羅南道海南郡で8〜10日、李舜臣将軍が日本水軍を破った1597年の鳴梁海戦を記念するイベント「鳴梁大捷祭り」が開催された。イベントでは同海戦から420年が過ぎたことを記念して今年の3月にオープンした「鳴梁海戦 海戦史記念展示館」が無料で開放された。同展示館は海南郡が88億ウォン(約8億5000万円)を投入し、約4年にわたる工事の末に完成した。イベント期間中の展示館は子供連れの家族らでにぎわったという。

ところが、文化日報が取材した結果、展示館の展示物の至る所に間違いがあることが判明した。1時間ほど観覧しただけでも、説明文の内容が間違っているケース、誤字・脱字、英語訳の翻訳ミスなどが多数発見されたという。このように簡単に見つかる間違いを、展示館はオープンから5カ月以上も放置していたことになる。

これについて、展示館関係者は「これまでに間違いを指摘されたことは一度もなかった」と説明し、「間違いがあるのならすぐに修正する」と明らかにしたという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「これが韓国の公務員のレベル」「試験に強い韓国の公務員の特技は税金を盗むことだけ」「公務員は歴史を観光収入としか考えていないから」「韓国の公務員には親日派しかいないの?」など公務員に対する批判的な声が相次いでいる。

また、「恥ずかしいし情けない。外国人観光客も訪れる場所なのに」と嘆く声や、「市民からの指摘を待つのではなく、最初から完璧にするべき」「観光公社の職員はまともに働いてほしい。誤字・脱字だけでなく、翻訳も適当過ぎる」と訴える声も。

そのほか、「これまで誰も指摘しなかったということが驚き。韓国人が実は歴史に興味がないということがばれてしまった」「いいんじゃない?どうせ市民は誰も見ていないよ」など韓国市民の歴史への関心度の低さを指摘する声もみられた。(翻訳・編集/堂本

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