<人民元>相場上昇で、海外留学ブームが再来!―福建省

Record China    2008年4月22日(火) 6時45分

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20日、人民元相場の上昇に伴い、一部の国で留学の制限が緩和されたことで、福建省で海外留学ブームが起こっている。08年3月までの出国ビザ申請数は、07年と比べ倍増している。写真は北京で行われた「08年春季・国際名門校留学展」。

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2008年4月20日、中国新聞網によれば、中国の留学市場はこの2年間平静を保っていたが、人民元切り上げにより、一部の国で留学の制限が緩和されたことで、福建省で海外留学ブームが起こっているという。

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福建省では近年来、海外留学者数が年10〜20%の割合で増加していたが、これが人民元相場の上昇によりさらに加速しており、08年3月までの出国ビザ申請数は07年と比べ倍増している。予測によれば08年、福建省の海外留学者数は、07年同期比で20%増加するという。

主な留学先はオーストラリア、アメリカ、日本、イギリス、カナダ等だが、最大の留学先はオーストラリア。オーストラリアは留学の門戸が広く、統計によれば、06年、オーストラリアへの留学でビザを申請した人の数は9万人以上。07年は10万人を超え、そのうち福建省の人が4分の1を占めている。07年9月1日、オーストラリア移民局が移民の新政策を打ち出し、中国人留学生は卒業後18か月の技術ビザを申請することができるようになったことも、留学希望者増の一因となっている。

また、米ドル相場の低迷により、ビザの発給が緩和されるとともに奨学金やアルバイトの制限も緩くなったことで、アメリカへの留学希望者も急増しているという。07年、アメリカが発給した45万人分の留学ビザのうち、中国人は06年と比べて40%増加している。(翻訳・編集/岡田)

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