大麻吸引のBIGBANGメンバー、上司が「代理謝罪」でバッシングが拡大=韓国ネット「警察がかばってやるのか」「何でも金で解決だな」

Record China    2017年6月2日(金) 19時40分

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2日、韓国メディアによると、韓国の人気アイドルグループBIGBANGのメンバーで、大麻を吸引したとして書類送検されたT.O.Pが、兵役で取得していた4日間の外泊を終え勤務先に復帰した。写真はT.O.P。

2017年6月2日、韓国・スタートゥデイなどによると、韓国の人気アイドルグループBIGBANGのメンバーで、大麻を吸引したとして書類送検されたT.O.Pが、兵役で取得していた4日間の外泊を終え勤務先に復帰した。事件が明るみに出た翌日とあって何らかのアクションがあるものと予想されたが、公に姿を現さず謝罪もなしの復帰に批判の声が高まっている。

義務警察官として兵役に就いているT.O.Pは2日午後0時30分ごろ、帽子を深くかぶり勤務地であるソウル江南(カンナム)警察署に復帰した。当初、復帰は同日午後5時30分ごろとされていたが、詰め掛ける取材陣を避けるため時間を早めたものとみられ、これには現場の警察関係者も当惑したという。

所属事務所のYGエンターテインメントは1日、報道資料を通じてT.O.Pの大麻吸引が事実であり本人が深く反省しているなどと明らかにしていたことから、復帰の過程で本人の謝罪があるとの予測もあった。しかしこの日、代わりに謝罪を行ったのは勤務先の上司に当たる楽隊長だった。

ソウル地方警察庁のハ・マンジン楽隊長は会見で、大麻吸引の犯行が入隊前のことであり事件捜査が続いていることなどからひとまずはT.O.Pが通常勤務を続ける計画とし、T.O.Pは反省しているが直接の立場表明の場は予定されていないと明らかにした。また、懲戒については「まだ論ずる段階ではない」として回答を避けた。

この日のT.O.Pの対応を受け、韓国では厳しい視線がさらに強まっている。スタートゥデイは「T.O.Pの選択は、公での反省の意の表明を拒否したことを意味する」と批判的に報道、ネットユーザーからも「普通なら逮捕だろ」「警察が逆にかばってやってるのか」「警察所属だと、大麻を吸っても反省すれば守ってもらえるって?」「さすがに楽隊長が代わりに謝罪はあり得ない」「隠れて済む問題じゃないけど?」と厳しい声が飛んでいる。

また、「楽隊長はいくらもらったんだ?」「YGがまた金を使ったみたいだね」「何でも金で解決だな」など、所属事務所の「力」を疑うコメントも。

さらに、「時間がたてば皆すぐ忘れる。今テレビに出てても過去に問題を起こした人は多い」「こんなことになってはいるけど、歌さえ良ければ『人間だからミスすることもあるよね』と許すやつが出てくるんだよ」と、ファンに対しくぎを刺すような発言もあった。(翻訳・編集/吉金

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