買った翌日に警告灯点灯も原因不明、韓国車オーナーのメーカーとの長い闘い=韓国ネット「国産車を買った途端、不良はすべてユーザーの過失」

Record China    2017年6月2日(金) 8時50分

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31日、韓国・OSENはこのほど、韓国の双竜自動車製の車を購入するも、購入直後から原因不明の機器トラブルに悩まされているユーザーについて伝えた。

2017年5月31日、韓国・OSENはこのほど、韓国・双竜(サンヨン)自動車の車を購入するも、購入直後から原因不明の機器トラブルに悩まされるユーザーについて伝えた。

忠清北道(チュンチョンブクド)に暮らすAさんは2015年11月、双竜自動車の大型自家用車「コランド・ツーリスモ」を購入した。大型自家用車を買う多くのユーザーと同じく、Aさんも3人の子持ち。5人家族の快適なドライブのために大型車が必要だった。しかし家族全員でドライブ旅行もキャンプも楽しめると期待したAさんの夢は、引き渡し後2日目に崩れた。走行中にエンジン警告灯が点灯したのだ。

最寄りのサービスセンターの職員が訪問診断を行った。診断によると、警告の原因は「エンジンに接続されたセンサーの挿入が緩かった」ことで、職員は「正しく挿入したので問題ないはずだ」と説明した。

しかし翌日、再びエンジン警告灯が点灯する。以来、双竜自動車忠清管理本部とのうんざりするやりとりが続いている。「車を購入して1年半の間に8、9回整備を受けている。しかし車は以前のままだ」とAさんはいら立ちを見せる。

Aさんをさらに悩ませるのは、双竜自動車でも最高水準を誇るという技術者が全国から集まっても、原因すらまともに把握できないことだ。これまでさまざまな原因が挙げられるも問題の解決には至っていない。Aさんはエンジンの交換を要求したが、社側からは「法的に不可能」との回答が返ってきた。エンジンの無償交換には、ブレーキの故障などの重大な欠陥症状が3回以上、繰り返し発生する必要があるのだ。こうして修理も交換も行われない間に、Aさんの車は警告灯の点灯周期が短くなってきている。

ネット上では双竜自動車の対応に批判が集まっている。「命を担保に乗れと?双竜自動車がAさんの車を今すぐ新車に交換することを強く要求する」「間違ったことは間違ったと認めて補償しろ。そうすればさらに信頼される」と速やかな補償を訴えている。

また、「(韓国自動車最大手の)現代(ヒュンダイ)、起亜(キア)もそうさ」「現代や起亜のまねしてたらすぐにつぶれるよ」「僕が乗ってる現代車も、冬になると必ず修理センター行き」など、他の韓国車メーカーについて指摘する声も。

そして「国産車を買った途端、不良はすべてユーザーの過失になります」との皮肉な訴えもあった。(翻訳・編集/木暮)

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