燃えるナショナリズム!「聖火守れ!」地元紙に個人が全面広告=反日運動記念日の「愛国広告」論も―南京市

Record China    2008年4月18日(金) 16時25分

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18日、江蘇省南京市で地元男性が私費で掲載した「聖火を守れ、チベット独立反対」を謳った新聞の全面広告が、中国全土で大変な喝采を浴びている。ネット上では、反日運動の記念日にまでナショナリズムの波が飛び火している。写真は問題の広告。

2008年4月18日、江蘇省南京市で地元男性が私費を投じて掲載した「もうすぐ五輪、聖火を守れ、チベット独立反対」を謳った新聞の全面広告が、中国全土で大変な喝采を浴びている。CCTV(国営中央テレビ)国際チャンネルが報じた。インターネット上では、反日運動記念日にまでナショナリズムの波は飛び火、さらに燃え上がる気配だ。

この広告が掲載されたのは、地元紙「現代快報」。報道によると男性は30歳代で、昨年7月、南京大虐殺をテーマにした米国人制作のドキュメンタリー映画『南京(NANKING)』が中国公開された際も「現代快報」に1万元(約14万円)を寄付。「映画のチケットをたくさんの市民にプレゼントして欲しい」と依頼した。「祖国への愛を形にしただけ」と言い、決して氏名を明かさないのだという。

ネット上ではこの広告を「素晴らしい」と絶賛する書き込みが溢れ、ナショナリズムが高まっている。特に、1919年に起きた反日運動「5・4運動」の記念日に、新聞各社が自発的に「愛国広告」を掲載するよう求める書き込みには、「支持」が殺到している状況だ。(翻訳・編集/NN)

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