韓国の医大教授、院生の論文代筆で7000万円超の小遣い稼ぎ=「もう慣行のようなもの」「韓国からノーベル賞が出ないわけだ」―韓国ネット

Record China    2017年5月24日(水) 7時0分

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23日、学位論文を代筆する見返りに学生45人から7億5000万ウォン(約7450万円)を受け取った容疑で、韓国の現職の医大教授と助教授がこのほど拘束された。資料写真。

2017年5月23日、学位論文を代筆する見返りに、学生45人から7億5000万ウォン(約7450万円)を受け取った容疑で、現職の医大教授と助教授がこのほど拘束された。韓国・聯合ニュースが伝えた。

京義(キョンギ)龍仁(ヨンイン)東部警察署は、背任収賄および偽計業務妨害の疑いで、私立医大大学院長で漢方医の教授A(59)と助教授B(40)を拘束したことを明らかにした。また、論文代筆と引き換えに教授らに金銭を渡した疑い(背任贈賄)で漢方医C(42)など45人を書類送検した。

A教授らは2012年から最近までの5年間、学位論文を作成するための実験費の名目で、修士課程の場合1100万ウォン(約109万円)、博士課程の場合2200万ウォン(約218万円)を受け取り、計7億5000万ウォンを得た疑いが持たれている。教授らは、学期初めの3〜5月に、学位論文を準備する学位生らに「論文執筆のための実験費が必要だ」と伝え、借名口座を通すか現金で「報酬」を受け取っていたという。

論文作成のための実験にCらが関与することはなく、実験はすべて助教授や研究者らによって行われた。またA教授は実験結果を整理して分析した資料をCらに渡し、論文を事実上代筆するとともに、論文審査の際に審査委員として加わり論文の審査通過に力添えしていた。

A教授は「実験の際、学位生らとしっかり協議を行い指導した」と容疑を一部否認している。

警察関係者は「学位生らは直接実験に参加しておらず、論文の主要な分析結果もやはり教授から受け取って論文に反映していた。また実験に主導的に参加した証拠を提出した学位生は一人もいなかった」と述べた。警察は事件の捜査結果を大学と国の教育部に通知し、制度改善を依頼する方針だ。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「論文代筆はもう慣行のようになっていると思う」「こんなふうにして学位を得た人が多くいる」「私のいる大学でも同じようなことをやっている」など、学位論文代筆がまん延している実態をうかがわせる意見が多く寄せられた。

その一方で、「こんな人のせいで、真面目にきちんとやっている人が悪くみられる」「しばらくは静かにするかもしれないが、ほとぼりが冷めたらまた同じことをやるだろう」など、教授らへの非難の声とともに、「でもこの教授、執筆力はありそう」とするコメントもあった。

その他、「韓国からノーベル賞受賞者が輩出されないわけだ」「韓国学界が国際的に権威ある賞を得られない理由がここにある」などとする意見もみられた。(翻訳・編集/三田)

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