2017年5月22日、THAAD配備問題で韓流エンタメが中国市場から締め出されている問題について、新大統領の就任で雪解けを迎えそうだと映画関係者が胸を躍らせている。網易が伝えた。

【その他の写真】

昨年、韓国が米軍の高高度防衛ミサイル（THAAD）配備を決めたことで、中韓関係が悪化。配備への制裁措置として、中国では韓流エンタメを市場から一掃する動きを見せ、実際にタレントは訪中活動ができなくなり、動画配信サイトから韓流関連のコンテンツが一斉に姿を消している。

だがここへ来て、新大統領の文在寅（ムン・ジェイン）氏の就任により、この韓流禁止令が雪解けを迎えそうだと言われている。文在寅大統領が就任直後、THAAD配備問題で中国や米国と話し合う姿勢を見せたためだ。

開催中の第70回カンヌ国際映画祭では、韓国映画振興委員会の代表者がインタビューに答え、「最近、映画関係者たちは『春が来た』と喜び合っている」とコメント。中国で活動できる日も間近だと、関係者が心を躍らせていることを明かしている。（翻訳・編集/Mathilda）