馬次期総統、中台関係改善に改めて意欲、民間団体通じての交渉軸に―台湾

Record China    2008年4月17日(木) 20時1分

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4月16日の報道によると、台湾の馬英九次期総統は中台関係改善について改めて意欲を示し、民間団体を交渉の軸とし、中立国でなく、台湾か中国本土で交渉することも可能と述べた。写真は蕭万長次期副総統が出席したボアオ・アジアフォーラム。

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2008年4月16日、中国新聞社が伝えたところによると、台湾の馬英九(マー・インジウ)次期総統はシンガポール紙「連合早報」の取材に応じ、中台関係改善について改めて強い意欲を示した。当面、台湾の海峡交流基金会など民間団体を窓口とした交渉を軸とし、交渉場所も中立国でなく、台湾か中国本土にすることが可能との考えも明らかにした。

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先日、海南省で開催されたボアオ・アジアフォーラムに出席した蕭万長(シャオ・ワンチャン)次期副総統は同地で胡錦涛(フー・ジンタオ)中国国家主席と会談。馬次期総統はこの会談が実りあるものだったと高く評価し、総統就任後の中台関係前進に自信を深めている。

馬次期総統は「連合早報」の取材に「1993年にシンガポールで行われた台湾の辜振甫・海峡交流基金会董事長と大陸の汪道涵海峡両岸関係協会会長の会談を高く評価している」と述べ、両団体が長年積み上げてきた交渉の成果を重視していると強調。今後も両団体が交渉の主軸になるとの意向を示した。海峡交流基金会の理事長には江丙坤(ジアン・ビンクン)国民党副主席が就任することが決まっている。現在は中台の関係も深まっており、シンガポールなど中立地で開催する必要はなくなったとして、台湾または大陸に双方が訪問して交渉する可能性も示唆した。(翻訳・編集/KT)

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