機長ら乗員が待機中に「飲酒」、乗客は怒り心頭―広東省珠海市

Record China    2008年4月16日(水) 21時41分

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16日、広東省珠海から北京に向うフライトが、離陸中のバードストライク(鳥の衝突)により緊急停止。点検のため、乗員乗客は全員近くのホテルで「待機」となったが、1人の乗客が機長ら乗務員の飲酒現場を目撃。激しく抗議している。写真は珠海空港。

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2008年4月16日、広東省珠海から北京に向うフライトが、離陸中のバードストライク(鳥の衝突)により緊急停止。点検のため、乗員乗客は全員近くのホテルで「待機」となったが、1人の乗客が機長ら乗務員の飲酒現場を目撃。とっさに撮影した「証拠写真」をネットに投稿し、激しく抗議している。国営中央テレビ(CCTV)が報じた。

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「証拠写真」を投稿した趙(チャオ)さんによると、航空会社の係員は当時、「点検終了後、すぐに出発するから」と説明し、乗客をホテルのレストランに案内した。機長ら乗務員も一緒だったが、なぜか自分達だけ「個室」に入る。他の乗客も個室を要求したが、航空会社に拒否された。そのうち趙さんは、ビール瓶を持った乗務員が個室に入るのを目撃。後をつけて中を覗くと、制服姿の機長やスチュワーデスなどの乗務員が、ビール片手に宴会を楽しんでいた。

「とっさに携帯電話のカメラで写真を撮った。待機中の身でビールを飲むなんて言語道断。乗客の命を何だと思っているのか」と激しい怒りを露わにする趙さん。航空会社は、「当時すでにフライトキャンセルが決まっていた」と弁明するが、趙さんは「その時点でキャンセルの話は聞いていなかった」と話す。

結局翌日の朝にフライトは振り替えられたが、「機長は昨晩どれくらい飲んだのか。あの後廊下でばったり会ったが、かなり泥酔していた。注意したら殴られそうになった」と趙さんは怒りが収まらない。「腹いせに写真をネットに公開した。関係者は反省して欲しい」と語っていた。(翻訳・編集/NN)

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