ドイツ政府、対中リニア技術売却に反対=国内の計画挫折でも―中国

Record China    2008年4月16日(水) 11時41分

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15日、ドイツ政府はリニアモーターカーの特許及び技術の中国への売却に反対していると伝えられた。写真はドイツの技術を用いて建設された上海リニア。

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2008年4月15日、環球時報は、ドイツ政府がリニアモーターカーの特許及び技術の中国への売却に反対していると伝えた。

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先月27日、ドイツのティーフェンゼー運輸建設相はミュンヘン市で計画していたリニアモーターカー路線建設を断念すると発表した。空港から中央駅までの40kmが今夏にも着工予定だったが、建設費が当初予定されていた18億5000万ユーロ(約2960億円)を50%以上上回ることがネックとなった。

これを受け、世界初のリニア営業線である上海リニアの建設を手がけたティッセンクルップ社はリニア特許及び技術の売却を中国政府に打診したと伝えられる。中国発展改革委員会の関係者も好意的な反応を示していた。しかし「フィナンシャルタイムズ・ドイツ語版」は今月14日、ドイツ政府の反対方針を伝えた。建設計画は挫折したが今後も技術開発とそれに伴う資金援助は続けられるという。(翻訳・編集/KT)

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