中国への直行便と人民元両替、7月に大幅解禁―台湾

Record China    2008年4月15日(火) 17時25分

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15日、国民党の江丙坤・副主席が、中台間の直行便と人民元両替に関する具体的なタイムスケジュールを発表。写真は「ボアオ・アジアフォーラム」年次総会で13日に開かれた「台湾経済と両岸関係の展望」をテーマとする円卓会議。

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2008年4月15日、台湾の「聯合報」によると、中国本土との窓口を担う「台湾海峡交流基会(海基会)」の理事長に就任が決まった国民党の江丙坤(ジアン・ビンクン)副主席が、中国本土との直行便と人民元両替に関する具体的なタイムスケジュールを発表した。中国新聞ネットが伝えた。

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それによると、「直行便」の開始は7月第一週の週末に当たる7月4日。フライトは毎週金〜月曜日。台湾の桃園、小港両空港と中国本土の北京、上海広州アモイの4都市を結び、第2段階で台湾の清泉崗、松山両空港も加えられる。名称も現行の「週末チャーター便」から「直行チャーター便」に変更され、年末までには毎日就航させたいとしている。

また、人民元との両替について、現在は金門島と馬祖島でのみ許されている両替業務が、同じく7月4日から台湾本島まで広がる。両替限度額は当面、人民元2万元(約28万円)とし、第2段階で大幅な限度額の引き上げが予定されている。

このほか、中国本土からの観光客に対する保証金制度(現行20万NTドル=約66万円)や在職証明書の提示義務なども撤廃されるという。(翻訳・編集/NN)

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