汚職で逮捕の上海市トップに懲役18年の判決―中国

Record China    2008年4月12日(土) 15時24分

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2008年4月11日、天津市第二中級人民法院において中央政治局元委員、元上海市委書記の陳良宇被告に収賄及び職権乱用の罪状で懲役18年、財産30万元(約420万円)没収の一審判決が言い渡された。写真は陳被告。

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2008年4月11日、天津市第二中級人民法院において中央政治局元委員、元上海市委書記の陳良宇(チェン・リアンユー)被告に収賄及び職権乱用の罪状で懲役18年、財産30万元(約420万円)没収の一審判決が言い渡された。新華社が伝えた。

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裁判所は1988年から2006年にかけて239万元(約3350万円)以上を収賄したこと、2002年には国有株譲渡に介入し不当な廉価で売却したことで国家に3億2000万元(約44億8000万円)の損害を与えたこと、2002年から翌年にかけて不正に土地を獲得し1億1800万元(約16億5000万円)の利益を挙げたこと、2004年には上海市の社会保険積立金10億元(約140億円)を不正に投資させたことなどで、有罪判決を下した。

陳被告は上海市で公務員としてのキャリアを積んだ。江沢民(チアン・ツォーミン)元国家主席の系列に属する上海閥の重要人物。同氏と関連して上海市や国有企業の幹部ら約20人が次々と解任されたことから、胡錦涛(フー・ジンタオ)国家主席が上海閥の影響力をそごうとして摘発した政争とも伝えられている。(翻訳・編集/KT)

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