中国国産空母、本当に能力があるのか、見せかけだけか―英メディア

Record China    2017年4月29日(土) 14時50分

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27日、英BBCは、遼寧省大連市で26日進水した初の国産空母について「本当に能力があるのか、見せかけだけか」と題する記事を掲載した。

2017年4月27日、英BBC(中国語電子版)は、遼寧省大連市で26日進水した中国初の国産空母について「本当に能力があるのか、見せかけだけか」と題する記事を掲載した。

旧ソ連の未完成空母を改修した訓練用の「遼寧」が中国が保有する初の空母とすれば、今回の国産空母は2隻目になる。環球時報(電子版)は社説で「中国の軍事力と国力向上の一里塚になる」としたが、実力は本物だろうか。

中国の王毅(ワン・イー)外相はこのほどドイツを訪問。国産空母の建造目的について「中国国民、企業は世界中に広がっている。海外で生活する中国人は数百万人に上り、中国の貨物を積んだ船も多く行き来している。中国は国防能力を引き上げ、海外での権益を守らなければならない。国際社会と地域の平和に貢献もできる」と述べた。

シンガポールの南洋理工大学の中国軍事専門家、ジェームズ・チャー氏は「国産空母は東シナ海、南シナ海での中国が示す『象徴』といえる。米国の空母は技術的にずっと先を行っており、中国の空母が脅かすのは難しい」と話す。

しかし、今後数十年のうちにはアジア太平洋地域で米国に対抗する力をつける可能性もある。さらに、アジア地域の小国にとって、中国の空母が周辺海域を航行するだけで、十分な圧力になる可能性もあるだろう。(翻訳・編集/大宮)

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